書いていましたが、SFCのエンパワーメント研究会という集まりのキックオフセミナーでお話しをしてきました。とにかく!! むちゃくちゃ面白かったです。
しかしちょっとドタバタでした。私は会場を「アカデミーヒルズ」としか記憶しておらず、ああアカデミーヒルズは六本木ヒルズに移ったんだよなと思って六本木に行ったのです。40Fに上がったら、着物の展示会とオリンパスのデジカメの展示会がやってる。あれ、間違えたかなと思っで一度1Fに降りて、49Fのアカデミーヒルズのライブラリーのほうに上がってみたのですが、こっちではATカーニーの面接をやっている。むむむ。と思い1階に降りてみて受付で聞いたら、そんな催しは無いという。それで慌てて会社に電話したら、、なんと「アークヒルズの」アカデミーヒルズだということで、いやー走りました。六本木ヒルズからアークヒルズまで。タクシーにでも乗ればよかったのかもしれませんが頭がまわってなかった。つまりアカデミーヒルズは六本木ヒルズにもアークヒルズにも(今までどおり)あるということです。
アークヒルズの36階に上がったらちょうど日経の坪田さんと松本さん(元々サンやシスコの日本法人の社長で、今はアカデミー・キャピタル・インベストメントの社長)、それに小室さん(資生堂でwiwiwを立ち上げられた方)が、打ち合わせを終えられて蕎麦を1階に食べに行くところでお会いでき、蕎麦をご一緒させていただきました。松本さんは損保ジャパンのある役員の方から私の話しを聞いてくださっていたということで、始まる前から話は盛り上がりました。小室さんとは、ネットエイジでインターンをされていたときにお会いしたときはまだ車椅子だったんですよねーという話しも。
松本さんは、とにかく日本のベンチャーを元気にするためには、国がベンチャーの製品やサービスを買わなくてはだめだ、と。シスコが伸びた一つの理由に、湾岸戦争のときに中東とペンタゴンを結んだ通信機器の多くがシスコだったという例を挙げられて、そもそも業者登録さえも難しいような日本の購買制度は、ベンチャーを促進させようとする政策に矛盾していると強く話されました。確かに!
小室さんはwiwiwの立ち上げの話しをされましたが、中でも興味深かったのは、女性の社会進出を進めることは、男性のためにもなる、というご意見。女性も働いていると、男性が組織を「やめる」という選択肢がとれる、というのです。確かに女性が働いていないと「ああここで上司にたてついたらクビになるかも。そしたら誰が飯を食わすんだ」と思ってイエスマンになってしまうかもしれない。しかし女性にも定職があれば、転職などの選択肢もひろがる、というものです。
たまらなかったですねー。土曜日の午後、とにかく久しぶりに私も(お話しする側なのに)元気付けられました。
帰りにけやき坂まで戻ったらイルミネーションがきれいでした。