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NNAの「The Monthly NNAアジア消費者ラボ」で連載開始

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japan.internet.com での約2年間の連載をこの春で終了させていただいて、この5月からは、NNAが月刊で配信をはじめた「The Monthly NNAアジア消費者ラボ」で連載を開始しました(有料の月刊誌です)。第一回の連載では「中国ECサイトを取り巻く事情」として、4月15日に中国国営テレビ局のCCTVが「1号店は外資」と取り上げたニュースを題材に、表向きには外資は認められていない市場であるという性格がある中で、外資vs内資という構造なのか、それとも(様々な中国における他の産業にもあるように)外資をうまく誘導しながら内資企業の一段の成熟をはかろうとしているのか、という話を書きました。アジア消費者ラボには「デジタル・チャイナ」のコーナーに、易観国際とクララオンラインとの日本での提携に基づいて発信している日本語での中国のIT関連ニュース記事も提供させていただいています。

韓国の無料調査レポートも初めて公開しました。この後いくつか既に韓国についても調査・執筆を進めていますので順番に出てくる予定です。1本めは「韓国の4G(LTE)高速通信サービス市場」で、韓国のLTE市場の動向について日本語で整理したレポートとしてまとまっています。

韓国市場については、物理的距離が近いことや観光で訪韓する人が多いことから、ユーザレベルでの韓国でのインターネット・モバイル事情については様々なWebサイトやblogで記事になっていますが、体系的に特定の領域について調べているレポートは数が少ないので、こうしたところを強化していきたいと考えています。

4月にもう一本出したレポートは「中国内陸都市のIT事情(陝西省西安市)」。沿岸部から内陸に企業の進出が進む中、内陸部の主要都市のひとつである西安のIT事情についてまとめた内容です。これらクララオンラインが出しているレポートは全て無料でお送りしています(アジアIT調査レポートのご案内)。また、営業担当者にお申し付け頂ければ訪問時にお持ちします。

昨日、ある経営者の方と会食させていただいた際に、こうした調査について、分野の違う2社で共同で調査をするということもあり得そうだというアイデアが出てきました。クララオンラインの場合にはアジアにおけるインターネット・モバイルの、どちらかというとインフラやネットワーク、デバイス、もしくは完全にユーザサイドのサービスに強みがあります。一方で、カバーできていない領域も多くあるので、そうした領域を2社でクロスで調査した上で、ダブルネームでレポートを発信していくということも考えられるだろうと気づきました。もし、クララオンラインと一緒にこうした調査をしてみると新しい視点が提供できるという領域がおありの企業がいらっしゃれば、ぜひお声掛けください。

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