昼過ぎに廊坊(北京と天津の間にある河北省の都市)に。北京中心部からは50キロほどです。廊坊ではデータセンタを中心にした開発をしている地区があり、ここに行ってきました。周囲はほぼ未開発で、まるで北海道にある一直線に突き進む道路に近いイメージ。河北省といっても、実は行った先は北京市との境のぎりぎりのところに位置しています。どれだけ北京市が広くなったか、ということですが。。
廊坊から六環でぐるっと北京の外側を走り、北京空港へ。夜の便で内モンゴルのフフホトに。
ここで久しぶりのアクシデントに遭遇。出発直前、突然機内が真っ暗になり、非常用照明の明かりだけ。エンジンの音はしない。APUまわりの調子が悪いという話がちらちらと客室乗務員の会話から聞こえてきます(メインエンジンが起動できない)。空調も止まっているため、徐々に機内の温度が上昇。ただでさえ40度近い気温になった今日の北京。10分も立つと、機内で立ち上がり始める人たちも。20分ほど経過して水が配られはじめますが、まだ起動しない様子。GPUは無いだろうからスタータをまわすバッテリーまわりかなと思いつつ、それにしても熱いので見知らぬ横の中国人の乗客と一緒になってバタバタとあおぎはじめ、あと5分たったら自分も席を立とうと思ったところ、ようやく左エンジンの回転音が。中国の国内線だとこの状況の中で怒り出す人が出てきても決して不思議ではありませんが、今回はそこまでには至らず、でした。
そしてフフホト。約250万人の都市です。北京からフフホトまでは実質1時間。既に空港を出た時点で夜9時をまわっていましたが、迎えに来ていただいたフフホトの通信キャリアの方と一緒に羊肉を食べに屋台に行ってきました。空には星が見え、空気が軽く感じます。
この数日、中国から外に出るインターネットの調子がすこぶる悪くて困ってます…。