「中国のネット業界はTABLEで動いている」、「TABLEの5人が中国のネット業界の投資案件は回っている」。こういう表現を最近よく聞きます。前者はともかく、後者は本当にそうなのかどうかはもちろん外から見ても分かりませんが、そう思いたくなるようなことも確かにあります。
TABLEとは何か。TはTencent(腾讯)、Aはアリババ(阿里巴巴)、Bは百度、Lは雷軍(キングソフトと小米などのトップの個人名)、Eは周鸿祎(奇虎360のトップの個人名)の頭文字などをあわせたもの(Eだけは、祎の発音かな)。
Tencentは嘀嘀打車をでっかく買った一方で、アリババはタクシー予約アプリの快的打車や地図大手の高徳(Autonavi)を買ったし、百度は91にがっつりいったし、雷軍には金山や小米だけでなく、凡客もあるし、、、。むしろ、この5社以外にデカい投資案件があるかなというぐらい。