男女共同参画・ダイバーシティ

男女共同参画会議

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3月22日付けの内閣府辞令により、引き続き政府の男女共同参画会議の議員を務めさせて頂くことになりました。

この男女共同参画会議の議員は2009年よりお引き受けしており、私自身にとってもダイバーシティ(多様性)に含まれる男女共同参画の視点はライフワークであり、かつ経営者としての重要な幹(みき)の一つです。現役の経営者として公職に関わらせて頂くことは、単に会議に出席するというだけでなく日々勉強や取組みを拝見するための時間も含めて決して容易なことではありませんが、皆さんの理解を頂きながら続けさせて頂いてきました。

今般三期目として関わらせていただくまでのこの過程では、現在進行中の計画である第3次男女共同参画基本計画の決定にも立ち会いました。現政権の積極的な女性活用のメッセージも大きな後押しとなり、様々な分野において男女共同参画に関する取組みは進んでいる評価を内外から受けているものの、一方で第3次の際に新たに取り組んだKPI(評価指標)の項目の一部は目標と乖離してしまっている点もあります。これらは専門調査会等を通じて検証・分析が進められ、今後の計画においてどのように取り組むべきか検討が引き続き進められており、次世代を担う一人としての自覚をもってあたらせていただくつもりです。

少し古い内容を引っ張り出してきてしまいますが、一昨年、男女共同参画局が発行している「共同参画」誌に巻頭言を書かせて頂きました。現計画がマイルストーンの一つとして設定している2020年というタイミングは、オリンピック・パラリンピックとも重なっています。昨年末には第4次の男女共同参画基本計画の策定スケジュールが公表されました。変化してきている社会環境も適切に捉えつつ、2020年以降も見据えた日本の方針となるように、この計画にも微力ながら関わらせて頂くつもりです。

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