マラソンをはじめから約2年
フルマラソン完走から約1年。昨年は熊本城、大阪、金沢でフルを走り、先月には再度熊本城マラソンでフルを完走してきました。地元名古屋のマラソンはフルは女性のみ。男性が走れるマラソンは名古屋シティマラソンというハーフマラソン。フルマラソンというカラダへの限界に挑戦する楽しみもだいぶわかるようになってきましたが、地元を走れるチャンスがあるならとハーフに挑戦してきました。
私の場合、ガチのランナーを目指すよりも健康を意識したところからのマラソンだったため、練習もカラダ作りもそこまでハイペースではありません。二度フルマラソンの関門で引っかかるという悔しい経験をしてからは、関門にひっかからずきちんと完走できる走力をつけることに重点を置き、筋肉と心肺のバランスを意識したトレーニングをしてきました。(そして、わかる人にはわかると思いますが、制限時間7時間のマラソンしか今まではチャレンジしていません^^;)
それでもピークから体脂肪率は14%ほど落ち、体重も19キロほど落ちています。そして昨年末からだけでジーンズのサイズが3インチ小さくなりました。(いかにメタボだったか!ということですが)
カラダが重たいまま名古屋へ。
2月の熊本城マラソン以降あまり距離を伸ばした練習ができてなく、ややカラダが重たい感覚を引きずりながらの名古屋入り。さらに金曜日夜から胃の調子が悪く、当日起きてあまりにも体調が悪ければとりやめようかとも思っていたぐらい。が、マラソンを走りたいという気持ちが勝ったか、スタート地点までの間は元気元気でした。
そんな中、ナゴヤドームに着いてあらためてゼッケン見て、スタート地点見て、やべ、っと。ハーフマラソンは10,000人、クオーターマラソンは5,000人の参加です。その人たちが全員スタートするうち、私のゾーンは後ろから100人ぐらいの集団(最後の追加募集でエントリーしたためかもしれません)。さらに、名古屋はスタート地点に入る最後の曲がり角が細く、かなり詰まります。懸念はあたり、スタート地点に行けるまでに19分かかりました。(この時点で、最初の関門までのペースを上げなきゃ!という焦る気持ちが...)
名古屋を走る。
萱場から今池、桜山、新瑞橋、堀田のブラザーあたりで折り返して今池から桜通で高岳をこえて日銀前まで走り、最後は伏見通で白川公園を目指すというハーフのコース。昭和区に住んでいましたし、産まれたのは瑞穂運動場の近くですし、創業した後に住んでいたのは高岳の近く。さらに名古屋のオフィスは10年近く、日銀の横にありました。どこも一つずつ愛着のある土地です。地元走るってのはやはり楽しいです。
もっとも、今回は正直なところ楽しめたのは前半のみ。途中で吐き気と膝の痛みに悩まされはじめ、こりゃリタイアかなという言葉が頭を繰り返しよぎります。名古屋でリタイアはしたくないという気持ちだけで前に進みました。
そう。ひとつはじめての経験が。桜山あたりから数キロにわたって全く知らない西洋人風のランナーと並走し、見事に息があった走りができました。知らない人と数キロもペースをあわせて走るのは初めてで、そのランナーがどう思っていたかはわかりませんが、ちょっとだけ一人で楽しんでいました。(せめてゼッケン見ておけばなーと思いましたが、そのランナーは吹上あたりで私の後ろに下がってしまい、後から見つけることはできませんでした)
フルマラソンだと名古屋城も県庁・市役所もみられるコースで羨ましいなというのも本音ですが、機会があればまた名古屋を走りたいな、と。大会関係者の皆様、お疲れ様でした。