中国

東京白酒会

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白酒。中国へ仕事で行かれたことがある方ならば必ず飲むか聞くかしたことがあるお酒だと思います。平均50度前後という高い度数の、主に高粱などの穀物を原料とした蒸留酒。宴会には欠かせない飲み物ですが、中国式の飲み会をしているとさっさと酔いがまわり、2時間もすれば十分に出来上がります。

ワタクシ、「白酒を飲み合った人とは必ず仲良くなれる」という、いまどきの日本ではやや通用しにくい信念をもっているところですが、事実そうだと思っています。そして、白酒が好きです。

こんな話を少し前にお世話になっている金融機関の方たちとしていたら、東京白酒会という会が(もとは中国にいらっしゃった方たちが始められた方だとお聞きしました)長く続いているということを伺い、ぜひ参加したいとお願いしたところお繋ぎいただき、晴れて先日、体験入会の機会をいただきました。

いままでに会で飲んできた白酒の種類は600種類以上とのこと。会長がリストにされているそうです。実際、当日皆さんが持ち込まれた白酒はどれも今までの中国経験で見たことのないものばかり。度数も70度のものから、最近の中国の事情を反映して低く抑えた29度のもの、産地も全国あちこち。中国に関わって何十年という大先輩の方たちに混じり、1本700mlぐらいある5-6本の白酒があっというまに開くというスピード感でした。

白酒は、ピンきりです。数十元で売られている「工業用アルコールの香りしかしないじゃん!」というものから、白酒独特の香りのバランスがとれている素敵なものまでいろいろ。お酒が飲める体なのにイタイ思いをしたという方は、きっとまだ合うものに出会っていらっしゃらないだけかもしれません。いいお酒であれば飲み会が終わって2-3時間ぐらいすればスッキリ。二日酔いもありません。

当社の東京での飲み会は「白酒禁止」というお触れが出ているところですが(マジな話)、白酒の文化は中国の数ある酒文化と宴会文化の一つ。いいお酒で楽しくやりましょう。

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