経団連で開催されたコロンビアセミナーに参加してきました。PROCOLOMBIA(コロンビア貿易投資観光促進機構)の方にお誘い頂き、コロンビア市場の可能性や、最近コロンビアに進出した日本企業のケースなどを伺いました。
私の印象として残った点を箇条書きで挙げると、、
- 正直なところコロンビアのイメージはゲリラ、悪い治安、という印象が強かったものの、和平交渉は進んでおり、首都ボゴタの治安はまったく不安がないということ。
- コーヒー豆や石油の輸出のイメージがこれもまた強かったものの、たとえば日本向けには切り花の輸出も進んでいるとのこと。農業国として日本への農産物への輸出拡大もねらう点のようです。
- 駐コロンビア大使が話されていましたが「超」がつくほどの親米。アメリカ大使館はボゴタには2500名(この規模はなかなか聞いたことがない)いるというぐらいアメリカとコロンビアの関係は密接とのこと。これもまた日本のニュースの中では拾いきれていませんでした。
- 日本とのEPA交渉は大詰めであること。APECへの加盟、TPP参加にも前向きに動いているとのこと。反政府ゲリラとの和平交渉が進み、かつEPA、APEC加盟、TPP参加となると、確かに海外からの投資はさらに伸びそうだとも思います。
- なんといっても5000万人弱の人口のうち約半数が30歳以下。きわめて若いですね。そして優秀な層がたくさんいる。失業率は最新データで9パーセントほど。国内が安定すれば、このリソースへの関心は高まるように感じます。
コーヒー大好きな私にとっては、さらに勉強の意欲がわく国であります。