無いものは無い
中国のECはエンタメの一つである。というのが私の意見。空き時間はアプリで眺め、面白そうなものがあったらとりあえず買ってみる。
淘宝(タオバオ)を眺めていると、思いもよらない面白いものに引き続き出会うわけで、これだけ様々なECが出てきたとしてもやはり雰囲気を感じ取るためには淘宝が分かりやすい。
あけてびっくり玉手箱、みたいなこともあるがそれも楽しみの一つ。どこにでもあるものであれば日本のAmazonで買えばよいのだが、やはり淘宝で危なっかしいものを探すのも楽しいわけである。同じ「アリババ」だったとしてもAliexpressの中だけではこの面白さは届かない。
なお、中国国内配送に限っていたり、できたとしても慣れていないお店もあるのでその点は自己責任で。初めてならば何かしら転送サービスを使うのもよい。中国に拠点があるならばオフィスに届けてもらうことが一般的。
軽い気持ちで眺めるのがよい
シェアバイクに関するもので面白いものを捜してみる。
スマートロック(鍵)やら子供用のシートやら、あるいは「mobike用のクーポン」みたいなものは私の基準では大して面白くないので飛ばし、買う人いるんだなと驚くものだけを挙げてみることにする。
「パーツ」とタイトルに入れたものの、まずは自転車そのもの。まぁ、そういうことである。
しかし、これを仮に買ったとしてもだ。街にこの自転車が置いてあったら「ofo」であると思い乗ろうとする人が出てくるのではないだろうか。
個人的にはmobike(Liteではない。シャフト型のmobike)かofoの最新型を輸入して自分用で乗りたいと思っているぐらいだが、そこまでするか、という声が脳の片側から聞こえてくる。気になるのは、これを買った人がそこそこいるってことである(交易成功、の数でわかる)。
雨の用のシートカバー
これは便利だ。我が家にある自転車のうち一つは雨が降るとシートの中のスポンジ部分に雨がしみこみ、そのあと乗るとお尻が濡れてしまう。これは日本でも使える気がする。
スーパーの袋でよいではないかというあなた、「形」が重要なのである。雨上がりの中国でさっとカバンからこのビニールカバーを取り出してシートにつけて颯爽と走ってごらんなさい。
ただ、mobikeやofoなどの自転車で、こうした浸み込んでしまうタイプのシートが果たしてあっただろうか!? 拭けば良いかなとも。
ofoの鍵(初代)
どう見ても、どこから見ても、ofoの鍵。このタイプのダイヤル式の鍵はだいぶ比率が下がってしまったが、どうだろう、上の黄色い自転車につければより「ofo度」が上がるのは間違いなし。
ピン付ヘクサロビュラの工具
この手の工具は探せば買えるのでだからなんだ、だが、シェアバイク用に売り出しているところに商売っ気のある中国を感じる。よいよい。
少し前に書いた「Mobikeのネジの変化に注目する」で書いた、ヘクサロビュラ(トルクス)、トライウイングのネジにはすべてこれで対応している。
いつでもサドルの高さを変えたいあなたには必携!(何が)