チャリチャリのポートの大半に置いてあるA看板(スタンドプレート)、ご存知でしょうか。実は2種類あり、もともとの型と少し小ぶりになっている型とがあります。下の写真の看板はサービス開始以来長年使ってきている型のほうです。
最初はネットの看板屋さん経由で購入していましたが、名古屋のあるイベントで登壇した際、このメーカーさんの方から声をかけていただき、色々な相談に直接のっていただけるようになりました。ファーストさんです。なんと名古屋のメーカーさんでした。
実はよく見るとこの看板、当社に限らず、飲食店や観光地など街のあちこちで使われています。メーカー名を主張されていないのでよく見ないとわかりませんが、左上のところにメーカーさんの名前の型が押してあります。取り扱いもしやすく、お値段も手頃でチャリチャリの"標準品"になっています。チャリチャリの場所を示すアイコン的な存在として欠かせません。
1分6円、15円という積み重ねの仕事なので、一つのポートをつくるためにかけられるコストはどうしても限られています。シェアサイクル各社それぞれですが、看板やラックなどにかけられるコストは安全性や耐久性を最大限考えつつ、しかし出来るだけリーズナブルになるように工夫をしています。例えば駐輪場所を示すサインとしてゴムマットを大規模に導入しているのは国内でチャリチャリが初めてですし、金属ラック・ゴムマット・ラインテープを組み合わせているのも珍しいです。中には、既設ラックを一部を使用させていただく際にサインを取り付けているケースもあります。
あらゆる原材料の高騰で、今までとは異なる次元にコストが上がり続けています。安全性と耐久性、それとコストという難しいバランスは容易にはとれませんが、色々な工夫と改善をしながら取り組んでいます。