AKB48来了!
AKB48のメンバー5名が上海に来てくれました。昨日は360の授賞式にゲスト参加し、オープニングで2曲を歌ってくれると会場の中は大盛り上がりに。はじまる4時間ほど前から私は会場入りしていましたが、近くのショッピングモールにはファンが大勢すでに集まっていました。今まではAKB48の中国との接点は決して多くないものの、日本の「ホンモノ」のAKB48が中国に直接来る機会がもっともっと増えると大陸のファンにも日本のアイドルとの距離感がさらに縮まるのではないかと期待しています。
ChinaJoy 2016の振り返り
さて、今回のChinaJoy。全体の感想としてはこんな感じです。
- まず、VR関連の出展量の多さにびっくり。去年のChinaJoyではほとんど見かけなかったVR関連。デバイス先行なのはご想像のとおりですが、とはいえ数十以上のブースがVR中心でした。もっともコンテンツの中身は正直なところまだまだ。ここは、モバイルゲームのクリエイティブが急速にこの数年で中国が進化したのと同じようなスピードを遂げられるかどうか、ポイントは市場の規模が果たしてどれぐらいかというところにかかっていそうです。
- 会場内でライブ放送している人がものすごく多い。会場内でよく見ているとおそらく3分で10人は探せます。自撮り棒をもってうろうろしている人がいてその人のスマホの画面を覗くと大抵中継中。若い女性もいれば男性もいるし、ちょっと人気なのかなという人は文字を見ていると会話の流れるスピードが速い。会場内は音響の音が大きいので声がほとんど聞こえないわけですが、中にはマイクを工夫して口元や顎のあたりにつけている人も。マイクも何もつけていない人の中継はきっと周囲の音しか入っていないような気がします。。
- 物売りとコスプレブースが減った。物販はほぼ僅かなスペースだけに。コスプレしている人はちらちと見かけましたが、今年はコスプレ中心のブースがもともと少なかったようで、全体的に去年までのコスプレ感はありませんでした。
- コンソールはPlayStationとXboxだけ。あのAndroid搭載の据置型ゲーム機が大量に出ていた2年前はいったいなんだったのかと思うぐらいになくなりました(笑)。PlayStationとXbox陣営のみです。ブース規模はPlayStation側の方がXboxの2倍ぐらいでしょうか。実際のところ同じ中国側のパートナーになったので(もともと同じグループ内の企業がパートナーだったが、さらにそれが合併した)競うような環境でもないのかもしれませんが。PlayStation VRへの列の長さは印象的でした。
- 日本のIPはおとなしく。これも今年見て取れたことのひとつ。日本のIPを打ち出しているところは日系もしくは古くから日本とやっているところに限られ、全体的に日本のIPの打ち出し量は大きく去年と比べて減りました。一時期のようにかなり急騰した中国での日本のIPの価格はピークアウトしてきている状況にもありますが、中国独自のゲームIPもしくはオリジナルが中心という印象です。ゲームにはちょっと日本の隙間がなくなってきたぞ。。。
てなことで、雑感ベースぐらいでしかありませんが、相変わらずこの季節のChinaJoyは「なぜ上海人は熱中症にならないのか」と思うぐらいの暑さ。コンビニに入っても冷たい飲み物は当然補充が間に合わずに売っておらず、もうそれだけが(仕事とはいえ)毎年憂鬱です。
最後に
ところがAKB48。昨日の360のイベント以外にも、5kong.tvの生ライブに出たり、中投中財という中国の大手ファンドのイベントに出席したりと大忙しだったメンバー。近々また中国大陸のファンとの近い交流があることを、小さいながらも日本と中国の架け橋の裏方をしているものとして楽しみです。
さて水曜日からの上海出張は終わり。東京に飛びます。