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クララグループのモビリティ事業合同で内定式を実施

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9月30日、クララグループのモビリティ事業セグメントの各社合同で2025年度入社メンバーの内定式を開催しました。バイチャリ、クララモビリティ、チャリチャリ、wimoと、クララグループにおける自転車領域での採用はそれぞれ活発に進めていますが、一部の職種では、従来は個別に実施していた採用活動を今年から統合して進めることにしたのが背景にあります。

クララは今夏、HR戦略室というグループ横断のHR戦略を推進する部署を新たに立ち上げました。エンジニア、セールス、バックオフィス、カスタマーサポートといったBtoBの事業での職種以外に、近年クララグループでモビリティ事業が拡大している中では、例えばバイチャリではストアスタッフ、ECの受注管理を担当してくれているメンバー、チャリチャリやクララモビリティでは自転車のメカニックやトラックによる再配置・バッテリー交換にあたってくれるクルーさんなど幅広い職種のメンバーが次々に入社して活躍しています。

幅広い職種の専門性を持つメンバーが成長できる環境を整え、ライフステージの変化や本人の希望にあったキャリアを形成してくことができるようにするためにも、個別最適で考えるだけでなくグループ全体での採用を推進しています。具体的には、「メカニックとして入社してみたけれども実はお店でお客さまと接する仕事も経験してみたい」「整備の実力をより身につけたい」「ECのスキルをつけたい」といった希望のように、キャリアの選択肢が会社を越えてひろがるようにしていきたいと考えるようになりました。

その最初の取り組みとして、2025年4月入社の新卒社員のうちモビリティ事業領域での採用となるメンバーの採用活動を進めてきました。バイチャリ、クララモビリティ、チャリチャリ、wimoの人事担当者・事業責任者が一同に会して説明会を開催し、クララグループの中には自転車に関わる様々なポテンシャルがあることをお伝えしてきたところ、今回無事に内定式の開催に至った、というわけです。

内定式の様子です。
内定先での記念撮影

日本の自転車産業の構造的な課題の一つに、意欲をもって入社をしてくださる若手のメンバーが、成長に対する高い意欲を持ちながらも様々な理由で業界から離れざるをえない、という隠れた問題があります。また転職活動もさほど活発ではなく、自分のキャリアが社内だけでなく社外を見渡してどのように拡がるかを考えられるきっかけもそう多くはありません(つまり転職を考える機会が少ないと感じています)。

この課題を解決していくため、私は、わかりやすい表現をとると『自転車業界に携わる人たちのお給料がもっと高くなる』ように、そのためには『それぞれの事業でしっかりとした成長率と収益が出るように組み立てる』ことが内部的な一つの役割だと腹に決めています。とくに若い世代の採用については将来の日本の自転車産業・自転車を取り巻く環境を支えてもらう方たちです。自転車の専門的な知識を学校で学んでこられたにも関わらず活かせるキャリアが限られることは私としては悔しいことで(エラそうに聞こえるかもしれませんが...)、道をしっかりとつくっていきたいのです。

そんな思いで採用活動を進めてきたところ、今回内定を出させていただき、来年4月から正社員として各社で活躍してくれる方たちと出会うことができました。グループ各社の役員や人事担当などが集まり、オフィスで開くより自転車と関わる場所がいいだろうと、wimoが東京・中目黒に構えているショールーム CASA WIMOで笑顔たっぷりの内定式となりました。

やっていきましょう!

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