6月12日はロシアの記念日の一つである「ロシアの日(Russia Day)」です。今日、東京の在日ロシア大使館で開かれたRussia Dayのレセプションにお招きいただき出席してきました。
ところで、私の最初の外国の地が旧ソ連時代のモスクワです。子供のときの僅かな記憶しかありませんが、旧シェレメチェボ2、今のTerminal Fと呼ばれる古い空港に降り、そもそも成田からモスクワまでの長時間のアエロフロートの狭い機内で十分にクタクタで、そこに「とにかく暗い」ターミナル、というどちらかというとあまりよくない印象だけが残っています。ただそこは一種のすり込みで、旧社会主義国への何となくの懐かしさ、を大人になってから感じるようになりました。
大学生のときには函館からサハリンに飛んだこともありました。(目的地はその先、でしたが) サハリンの南側は日本名の地名が一時期あったわけですが、あちこちに日本時代の名残となるものがあります。その時期の歴史についてもう少し勉強してから行けばよかったと行ってから後悔しました。もう少し言うと、高麗人、特に在樺コリアンと呼ばれる人たちの歴史についても触れておきたかったものの、日本での文献があまり多くなく、このあたりの文献を調べにまわるのは将来の楽しみに取っておくつもりです。